いつかは住みたい…
憧れのデザイナーズ住宅
デザイナーズ住宅とはデザイン性が認められた建築士が設計した住宅のことです。
「デザイナーズマンション」なども呼ばれます。賃貸、分譲問わず人気の物件で、
賃貸だと、3,000人待ちということも(!)。
都市部に集中する個性的な住宅であることが多いようです。
デザイナーズ住宅というのは、ある種の建築士の作品であるといえます。
その作品には「コンセプト」がある、そのコンセプトに共感し、しかも自分のライフスタイルに合うものであれば、
最高の住宅となるでしょう。
よく見ると、高級感やデザイン性を重視しているだけでなく、強度や耐震性、機能性、という
ヒューマンデザインを考えてあるものが多く、エコの観点からも、上出来と言えるものもあります。
例えば、普段よく見るものをデザイン性を高めた
配置にするだけで、芸術ともいえる住宅となっているのもあり、
高級な金具や海外製のものを取り寄せる必要もなく、簡単に手にすることでメンテナンスも容易であったり、
10年後20年後のライフスタイルの変化に対応できるようデザインしたものは、長い目で考えれば逆に安い買い物
と言えることもあるかもしれません。
建築家の「作品」とも言える住宅には「コンセプト」が存在します。
(ぐんま経済新聞 「東毛エッセイ」 平成18年10月12日より転載)
そもそも『デザイナーズマンション』はその場所毎のオーダーメイドのため、
統一規格された規制品とは異なります。 それ故、私どもに企画のご依頼があり現地を見に行く時に
大切にしている事があります。それはその地に関する事前の情報を頭にあえて入れない事です。
一切の固定観念を持たずに、その地を初めて訪れた時の第一印象、『何を感じるか』を大切にしたいからです。
法規制を前もって認識してしまうと思考に縛りが生まれ、新しい事にチャレンジ出来なくなります。
また、人口や消費動態、周辺の賃料等の各統計値に依存しまうと「ここはあのパターン」のように、
考えが過去の成功域からなかなか脱せられません。
『ここでははたしてどんな人達が、どういう住まい方をするのだろう』などと色々と思い巡らす事が
とても重要です。 更にロケーションを生かし、街並みに溶け込み、幾代も愛され親しまれてゆく事を
念頭に仮説を立ててゆきます。仮説は何回も検証し、コンセプトが浮かび上がってくる迄やり直し続けます。
熟成されてきて始めて、本来の建てる主旨目的や各法規、そして事業計画に照らし合わせながら、
いよいよそのコンセプトをデザインという目に見える形に表現してゆく段階に移ってゆくわけです。
コンセプト創りには是非じっくりと時間を取り、掘り下げていって下さい。
何故なら、これから何十年も先の未来へと繋がる『風景』を、今この瞬間に決めているわけですから…。
(転載終わり)
自分たちの未来を一緒に作る、そんな家に出会えたらいいいですね!
このサイトではそんなデザイナーズ住宅を手に入れるためのノウハウを紹介します。